4-4 ホテルや宿の部屋選び

部屋のクラスについて

クラスについてはご周知の方がほとんどかと思いますが、スタンダードが標準客室、スイートが広くて高級な部屋になります。ホテルによってはスタンダードの下にエコノミーがあることがあります。またすべての部屋がスイートなんてホテルもあります。部屋のクラスについては基本的に予約時に指定ができます。
・ドミトリー(相部屋)
・エコノミー
・スタンダード
・スーペリア
・デラックス
・スイート

部屋のベッドタイプ

同じクラスの部屋でもさらにベッドのタイプで分かれます。
・シングルルーム・・・シングルサイズベッドが一台の部屋
・ダブルルーム・・・ダブルサイズベッドが一台の部屋
・ツインルーム・・・ベッドが二台ある部屋(ベッドのサイズはホテルによる)
・トリプルルーム・・・ベッドが三台ある部屋
・ファミリールーム・・・家族向けにベッドが多めにある部屋

シングルルームを用意しているホテルはあまり多くはありません。

ホテルは2人サイズが基本なので「ダブル」か「ツイン」が中心になります。よくあるのがこの「ダブル」と「ツイン」の取違いです。ベッドのサイズと数の違いになるので注意しましょう。 部屋の種類は予約時に指定できない場合が多く、希望がある場合はリクエストを出すことになります。これは当日の部屋の空き状況によって左右されるためです。部屋数の多い大型ホテルでは指定できる場合があります。 ひとり旅であればシングルでもダブルでもツインでも問題はないかと思いますが、部屋の広さが同じ場合、ベッド二台のツインよりはダブルのほうが部屋が広く使える可能性はあります(間取りにもよります)。大きなベッドを1人でごろごろ占有するのはなかなか快適。

部屋からの眺望による違い

部屋のクラスを広さやグレードではなく、眺望の違いによってランクしている場合があります。一番わかりやすいのがリゾートホテルにある「オーシャンビュールーム」とか「ガーデンビュールーム」。海が見える部屋のほうが高くなります。都市型ホテルの場合は「シティビュールーム」が高くなることがあります。また、ホテルによっては窓のない部屋がある場合があり、窓有りの部屋より安いことがほとんどです。しかし窓ナシの部屋は閉鎖的で、朝になっても夜になっても外の様子がサッパリわからないのでなのであまりおススメはしません。

部屋のアップグレード

予約した部屋より上ランクの部屋へ変更することをアップグレードと言います。自ら希望してアップグレードした場合は差額分のお金を払う必要がありますが、実は無償でアップグレードされることがよくあります。 それは例えば、スタンダードで予約していたけどホテル側の都合でスタンダードが満室になってしまっていたなんて場合。無償でスーペリアやデラックスに案内されたりします。もしくはホテル側の純粋な好意で上位クラスの部屋に空きがたくさんあるためにアップグレードしてくれる場合もあります。しかしホテル側がそのことをあえて告げることはあまりありませんので、アップグレードに気がつかないこともあります。 無償アップグレードに気が付いたらラッキーを享受しましょう。

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