中国に入国する際にこれまで必要だった入国ビザが、2024年11月30日より免除再開となり、やっとコロナ前のように気軽に中国に行けるようになりました。これを受けて2024年12月に、さっそく中国の西安と上海をひとり旅してきました。今回の西安+上海の旅が想像以上に楽しすぎたため、広く伝えたく本ブログにまとめます。
なお旅の経緯や航空券の購入手配については下記のブログ記事で書いています。そうだ西安に行こう。2024旅納め計画 | いくら旅ログ(外部リンク)
西安といえば、秦の始皇帝にまつわる遺跡が有名です。中でも世界遺産の「兵馬俑」は多くの人が人生で一度は見てみたいと思う遺跡ではないでしょうか。有名な映画「ハムナプトラ3」で知った人も多いのでは。また昨今は大ヒット漫画「キングダム」の聖地めぐりの場所としても脚光を浴びています。
そしてまさに今回、私はその「キングダムの聖地めぐり」を第一の目的として旅立ちました。
ところで、西安のガイドブックは「地球の歩き方 西安・敦煌・ウルムチ(学研¥1,980)」が2019年11月にでて以降改訂がないため、まとまった最新情報が手に入りにくい状況です。5年も前の古い情報なのに2,000円もするのも釈然としない感じです。「るるぶ」に至っては2009年に出版された「シルクロード・西安」が最後です。こちらはもう絶版のためなんとプレミア価格になっているから驚きです。古いガイドブックはガイドとしての価値はなく歴史書にしかなりません。コロナ渦を経て中国とのお国問題、入国ビザなどもあり観光需要が一気になくなったのでしょうから仕方ありません。売れないものを作るわけにはいかないでしょう。
というわけで今回の情報収集は主にネットで行いました。
日本社会の中ではどちらかというとネガティブな印象が強い中国。SNSでも中国に関しては否定的な投稿が多くみられます。中国側でも反日感情を持っている人がいるというのも、事実でしょう。さらに、邦人含む一部の外国人がスパイ容疑で中国当局に逮捕された、なんてニュースもでています。そんな中、中国に行っても大丈夫なのでしょうか。
結論から言うと、大丈夫です。あなたがジャーナリストや日本の政府関係者とかでなければスパイ容疑なども気にする必要はありません。少なくとも私は、何不自由なく中国を自由自在に歩き回り、写真を撮りまくり、グルメを楽しみ、ホテルでくつろぎ旅を満喫してきました。出会う人出会う人みんな親切で、言葉がわからなくてもスマホアプリで翻訳してコミュニケーションをとろうとしてくれました。
それでも心配なあなたは、外務省が公表する海外安全サイトをしっかりみてから中国に行きましょう。関連サイト:海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報安全指数は1~4段階あるうち「0」で、中国の観光はまったく危険はないと外務省は判断しています。スパイ行為問題については注意事項が詳しく掲載されていますので一読しましょう。
期間:2024/12/27~31 5日間航空会社:中国東方航空チケット代:往復約6万円購入先:Trip.com行き先:西安+上海 ※帰りは上海乗継便だったためついでに1泊寄り道
航空券の購入手配については下記のブログ記事で書いています。そうだ西安に行こう。2024旅納め計画 | いくら旅ログ(外部リンク)
今回は東京からあえて名古屋に出てから西安に向かいました。そのほうが航空券が安かったためです。国内線の移動費を含めてもそのほうがリーズナブルでした。東京在住の場合、こういうことはよくあります。名古屋には早めに行き、セントレア空港で遊びやグルメを満喫しました。
夜の直行便で西安へ。今回座席は有料(6000円)で先頭のバルクヘッド席をとりました。5時間のフライトも広々快適。機内食もおいしかった。深夜、無事に西安空港に到着。この日は西安空港隣接のホテルに泊まります。一泊朝食付きで8000円で高級ホテルに泊まれるのが、実にいい。
関連記事
中国「西安」の空港直結ホテルRegal Airport Hotel (西安空港大酒店)は前後泊に便利!
西安観光本番。この日は事前に手配したプライベートチャーター車で日本語ガイドさんとともに、さっそく「キングダム聖地めぐり」へ出発です。
キングダムファンとしては、感動しきり。西安名物もいただきました!
詳しくは下記のブログでもまとめています。
中国西安「始皇帝・兵馬俑(へいばよう)」とキングダム聖地めぐり|西安ひとり旅
この日は一日フリータイム。でも昨日の疲れが取れず昼までごろごろ。ホテルが最高に居心地がよかったので罪悪感はなく、ホテル滞在を満喫。
ホテルの詳細レポートは下記で詳しく書いている。
中国西安のおすすめ絶景ホテル「雅緻酒店」をご紹介|西安ひとり旅 | Travel Times トラベルタイムズ
午後にやっとこ街歩きへ。城壁の街西安を散歩して、人気の屋台街「回民街」で食べ歩きを満喫。
中国西安「城壁」と「回民街」屋台めぐり|西安ひとり旅
いったんホテルに戻った後、チャイニーズアフタヌーンティーサービスをいただき、中華衣装レンタルサービスで遊んだあと、夜は再び夜景散歩へ。
上海移動日。朝早い便だとつらいのであえて午後13時の便を予約しており、朝はゆっくり朝食を食べて身支度を整えました。
事前手配したプライベート空港送迎(Trip.comで1800円ポッキリ)でサクッと空港まで移動してチェックイン。ラウンジでくつろいだ後に上海へと飛びました。機内食がこれまたおいしくおしゃれ。
上海についてからはリニアモーターカーと地下鉄で移動してホテルにチェックイン。上海でも人気の豫園エリアで夜景を満喫。
もちろん上海グルメも楽しみました。
中国上海、滞在18時間で夜景とグルメめぐり|中国ひとり旅
朝早すぎる便はつらいので、この日も上海発10時台の便を予約しており、ホテルをでたのは朝7時。空港へはプライベート空港送迎を利用してサクッと40分で移動しました。(Trip.comで3000円)
空港ラウンジで最後の上海グルメを楽しんで、最後のフライトです。機内食もやはりおいしい。
定刻通り成田空港に帰国。最期に第一ターミナルの肉料理やんまで無料のセットメニューを食べて帰宅しました。
航空券 西安往復:6万円航空券 東京→名古屋:13000円ホテル代(中〜高級クラス4泊):50,000円現地での滞在費(移動、食事、観光、お土産):16,500円日本語ガイドプライベートツアー:¥60,000★一番の贅沢でした…
西安は物価は安いものの、兵馬俑観光に関してはかなり高い強気の価格設定。上海は都会なので全体的に西安より物価が高い。
・中国国内のネット回線だとXなどSNSやGoogle MAPが使えない(表示されない)。VPNアプリを経由すれば見れるので準備しよう。なお、eSIMのAiraloではSNSやGoogle MAPが使えた。ホテル提供のWiFIだと見れなかった。
・上記のお国事情も関連し、Google MAPの精度が低い。細部の情報はないか、あっていない。中国専用地図アプリがるといいかも。「百度地図」・「高徳地図」が2大地図アプリ。「高徳地図」のほうが精度が高いとガイドさんは言っていた。まぁ、なくても何とかなった。
・中国ではキャッシュレスが主流だが、現金でも問題はなかった。アリペイ、Wechatアプリを入れておくと便利。アプリは日本では使えなかったが、現地では使えた。日本のクレジットカードで設定できる。Wechatアプリは支払いだけではなくコミュニケーション機能のほうがメインなので、あれば便利。滞在ホテルとのコミュニケーションはWechatで行った。翻訳機能もついていて便利過ぎた。
旅とWEBを愛する普通の会社員。旅歴約28年、世界45カ国150地域くらいを旅した。本業はWEBマスター。 プロフィール詳細はこちら>
LCCベトジェットエア搭乗レポート!ダナン~ハノイ~成田
モルディブに女一人旅で行ってきた結果「全然あり!」感想から費用まで
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。
上に表示された文字を入力してください。
2000/2/19
2020/5/8
1999/2/2
2024/7/7
2000/2/2
Copyright © シングルトラベラー!初めての海外一人旅ガイド All rights reserved.
この記事へのコメントはありません。