ヨーロッパ周遊卒業旅行'00

#14バルセロナYHの愉快な仲間達|スペイン編|ヨーロッパ33日間卒業旅行ひとり旅

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2月16日(水)晴
バルセロナに着いたのは翌朝7時頃。降りたところはバスターミナル。まだ朝早いのでターミナルに隣接する建物の中で少し時間をつぶす。地図で現在の位置を確認した。
まずは今夜の宿を探すことからだ。ターミナルをでて地下鉄に乗って移動した。重たいバックはかつぐことしかできず、かなりつらい。
最初にガイドブックでチェックした宿へあたってみることにした。宿はビルの中の3階に入り口があった。入り口の前で呼び鈴をならすが、いっこうに誰も出てこない。ドアは開かないし、しばらく待ってみたが誰も出てこない。仕方なくいったん外に出て近くの公衆電話から宿に電話をかけた。日本人がでたので(日本人経営の宿)空きと料金を聞いたところ、空きはあったが料金がガイドブックよりすいぶん値上がっていたので予約をやめた。重い荷物であまり歩き回りたくはなかったが他を捜すことにした。もう一つだけと決めて他のYHに向うべく、再び地下鉄で移動した。階段の上り下りがかなりつらい。

ランブラス通り近くにあるYH「パラウ」を訪ねた。年季の入った建物の大きな扉のブザーをちょっと緊張しながら押したら扉の鍵が開く。中に入り案内にしたがって階段を上がると3階にYHの入り口があった。YHになっているのはこのフロアだけのようだ。受付はチェックアウトのお客などでごったがえしていた。今夜泊まれるか聞いたら、これからチェックアウトする人の確認をするから待てといわれ、名前だけきかれた。じゃまにならないように脇にどいた。
ふと、日本人らしき男性がいたので話しかけてみた。関西出身というそのKさんはもうずいぶん長いことこのYHに宿泊しているそうだ。
私の名前が呼ばれチェックインができた。一泊1600ペセタ(約1100円)と格安。部屋のロッカーに荷物を置いてベットメイキングした。 その後、Kさんが暇だということで街を案内してくれることになった。まずサグラダファミリア。けっこう歩く。その前の公園のベンチに座って、教会を眺めながら途中で買ったサンドイッチを食べた。

Kさん、もとい、こーちゃんにユーロラインオフィスも案内してもらって助かった。19日のパリ行きのバスを予約した。その後こーちゃんの予定でとある旅行代理店に入った。こーちゃんは近く帰国するとかで、そこで帰国のチケットを買うそうだ。私は後ろで様子を見ていたが、こーちゃんもあまり会話が達者でもないのにちゃんとチケットの購入ができたことに感心した。 けっこうなんとでもなるものなんだなと勉強になった。
3時半頃、こーちゃんと別れて一人YHに戻った。少しおなかの調子が悪かったのでシャワーを浴びてさっぱりした。 少し休憩。
部屋でじっとしているものもったいないので17時頃に再び出かけた。ランブラス通りにあったマックに入りコーヒーを飲みながら日記を書く。そのあとランブラス通りを散策した。屋台やお店が並んでいてにぎやかだった。パントマイムをやっている人たちがところどころにいて通る人を楽しませながら小銭を稼いでいた。観光客が小銭を入れ物に入れると、パントマイムで面白い動きをしたりしてありがとうを表す。
市場があったのでふらりと覗いてみた。野菜やフルーツが山積みされていて圧倒。ほかにも肉屋、卵屋、魚屋、チーズ屋、お菓子屋、パン屋などなどなんでもそろっていた。ここで私は大好物の洋梨を3つ買った。量り売りで3つで108pst(約70円)ちょー安い!

YHに戻ると夜は酒盛り。ここパラウはキッチンを自由に使えるのでこーちゃんはパスタを作って、私はカリフラワーゆでてサラダを作った。他に3人組の日本人女性がいて一緒に盛り上がった。お酒飲んで遅くまで話をし、楽しい夜だった。
このYHが好きになった。

2月17日(木)晴
パラウの朝食は遅い。小さなカップケーキ2個とクラッカー2枚とドリンクという簡単な朝食を済ませ出かけた。

今日はお土産ショッピング。土産屋をまわって買い物して、13時ごろYHに戻った。ロビーではこーちゃんが韓国人といっしょにスペイン語を勉強していた。こーちゃんが良い店を知っているから、ということでランチに出た。店はランブラス通りから脇道に入ったとこにあった。下町の食堂のような店で店先ではチキンをまるごと焼いている。1階はカウンター席のみで2階にテーブル席があるとか。昼時で混んでいるカウンターに座った。日替わりランチがあって、今日はパエリアの日。それが目的だった。普通はそこら辺のレストランで食べたら相場は1000pst以上はするパエリアが500pstで食べられるのだ。スペイン料理に舌鼓。隣の席では地元のおっちゃんが、生クリームがたっぷり乗ったプリンの上からさらに砂糖をかけて食べていた。かなりの甘党なのか、スペインでは普通なのか。
ランチのあと、こーちゃんにネットカフェにつれてってもらった。

 ネットカフェ、話には聞いていたが実際に海外でネットカフェに入るのは初めて。受付で申し込んで指定されたブースにつく。料金は後払いだった。見慣れないメーカーのパソコン。当たり前だがキーボードに日本語はない。OSはウインドウズ。表示文字はスペイン語だが、日本で使い慣れているので操作はさほど困らなかった。インターネットエクスプローラーを立ち上げる。日本のサイトはやはり文字化けしてしまうが、いつものプロバイダーのホームページから日本の友人にローマ字のメールを送った。友人のホームページのBBSに書き込みもした。1時間で600ペセタ(420円)。

 こーちゃんとはここで別れて別行動。私はバスでグエル公園へ向かった。ガウディさんが着手した個性的で有名な公園だ。帰りはのんびり適当に歩いていったら道に迷ってずいぶんさまよってしまった。なんとかランブラス通りにでることができて市場で買い物してYHに戻った。

今夜もYHに宿泊している日本人達で集まって食事&トークで盛り上がる。こーちゃんの知りあいでバルセロナに住んでいる(不法残留?)かずさん(♂)が飛び入り参加。ちょっとあやしいく面白いアウトロー兄さんだ。「あるときは寿司職人、あるときはツアーコンダクターその実態は!」
いろんなことをやっているようだ。パスポートは高く売れるから売っちゃった、とか。
今夜も楽しい楽しい夜でした。

2月18日(金)晴
午前中はお土産ショッピング。暇を持て余しているこーちゃんもついてきた。エルコルテというデパートに入った。普段は近寄りもしないデパートに来たのは質の良いお土産を1つ2つ買うため。数万円というお小遣いをくれた母やおばさんへの土産だ。悩んだ末、箱入りの革のキーケースを買った。
こーちゃんとはここで別れて、私はメトロに乗って気になっていた「のみの市」へ行ってみた。思っていたほど面白くなかったのでぐるっと見たらそこを離れコーチステーション近くにでた。そこからサグラダファミリア方向に歩き、気まぐれに左折してウィンドーショッピング。安い店を見つけたので入ってみた。Mangoというブランドのアウトレットショップだった。店をでたところで偶然こーちゃんに遭遇。ふたりでてくてくとエルコルテ方面へ向かう。白いかわいい財布を買おうかどうか悩んだ。こーちゃんはもう一つのエルコルテ店舗に行くと言って別れた。私はダンキンドーナツで休憩しコーヒー飲みながら手紙をつづる。

19時ごろに宿に戻った。こーちゃんがしっかり私の分まで夕食「和風パスタ」を作ってくれていた。私は買って帰ったイチゴとパンをお皿に用意した。食堂を見回すと日本人が多いなぁと思ったら、偶然、ベネツィアで会ったお兄さん、Bさんがいた(私はすぐには気がつかなかった)。ヨーロッパ広しといえど、貧乏旅行者が泊まる宿は限られているのでこういうことはよくある。でも、翌日はまたそれぞれの方向に旅立つ。

そしてこの日もにぎやかで楽しい夜の一時を過ごした。

今夜はバルセロナ最後の夜。
だから、夜景がキレイなスポット「モンジェックの丘」に行こうと思った。夜であぶないだろうと、こーちゃんもついてきてくれることになった。
素敵な夜景でした。
帰る途中に寄ったバールでこーちゃんは私の手を握って静かに見つめられた。
私は気がつかないふりをした。

いくら @ひとり旅歴26年

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旅とWEBを愛する普通の会社員。旅歴約26年、世界40カ国150地域くらいを旅した。本業はWEBマスター。
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