1月30日(日)日本:曇り
出発日
落ち着けない夜が明けた。自宅から成田空港までは約3時間はかかるため、早朝4時過ぎの出発だった。最寄の駅の始発に乗って、日暮里経由で成田に到着したのは7時40分だった。一応の集合時間は7時半だったが少し遅れてしまった。チケットを受け取る予定のカウンターには誰も人がいなく、少しあせった。格安航空券は当日渡しなのだ。カウンターの前できょろきょろしていたら後ろから係員らしき女性が現れた。少しあきれたような様子の彼女から事務的にチケットを受け取った。
時間は8時。フライトは9時半で出国審査は9時には終らせなければならない。時間がないのでかなりばたばたとすることになった。まず、空港内の銀行でイギリスポンドのTC(トラベラーズチェック)を250ポンド(約44.414円)購入した。それから売店で飲み物とスナック類をかった。急いで出国審査を終わらせて、ゲートに向かう。すぐに搭乗は開始された。
出発して約2時間でソウルに到着した。ここでフランクフルト行きに乗りかえる。乗りかえるまでの空き時間が1時間以上あったのでトイレで洗顔してスッキリした。
飛行機を乗り換えていざヨーロッパへ。
1月30日(日) ドイツ:小雨
フランクフルト<念願のアップルワイン>
約14時間のフライトでフランクフルトに到着したのは18時頃だった。去年(1999年2月)のドイツ旅行に続いて2度目のドイツ来訪。一通りの手続きを済ませ無事に入国。フランクフルト空港はまだ記憶に新しかった。
空港から列車で市内に出て、まっすぐ宿に向かった。前回と同じく最初の宿はフランクフルトYH。日本でIBNで事前に予約した。YHへのチェックインを済ませて部屋に荷物を置いたら再び外に出た。
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YHは飲み屋が集まるザクセンハウゼン街にある。目的の「アップルワイン」を飲みにパブへ向かった。
何軒もパブが軒を連ねていてどこに入るか迷った。ジプシーの子供たちがうろうろしていて絡まれそうになったが極力無視した。日本人のおじさんグループが一軒のパブに入っていくのを見て私も少し勇気が出て、外にメニューを掲げてあった近くのパブに少し緊張しながら入った。
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店の中は暗かったが、カラフルなライティングがされていて陽気なムードであった。奥の方では若者たちが騒いでいたり、コインゲームゲームをしていたり、また違う席では恋人たちが語り合っていた。私は近くのカウンターに座った。カウンターの奥から他のお客さんと話していたマスターが私にきずいてやって来た。ずいぶんと大きな体で真っ白い口ひげをはやしたおじさんだった。私はアップルワインを頼むが、一回では聞き取ってもらえず、何度か発音を変えて「アップルワイン」と繰り返した。何とか通じて大きなグラスになみなみとついでくれた。ワインとは名ばかりのビールであった。
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念願の「アップルワイン」を飲めて満足。お会計3DM(約180円)なり。安い。記念にコースターをもらってかえった。旅の疲れはあまり感じてはいなかったが、シャワーを浴びて早めに寝た。
翌朝7時朝食。食堂は半地下にあり、きれいで清潔。セルフサービスでパン、ハム、チーズなどをお皿に取ってココアを入れて席に着いた。これからの行程を考えながらのんびり過ごす。
8時にチェックアウトをしてYHを出発した。駅までは歩けない距離でもないので散歩がてらにのんびり歩いて向かった。途中石畳の道でこけて恥ずかしい思いをした。初日からダメージをうけてしまった。イタイ。
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