こんにちは、シングルトラベラーのいくらです。
今回は旅の費用を安くする方法についてです。海外旅行はお金がかかるものですが、工夫次第で安くあげることができます。旅費を安くするためのポイントをまとめました。
物価の安い国に行く
まずは何と言ってもこれです。世界的に円安の現在、1ドル145円、1ユーロ150円、特にドルに対しては10数年ぶりの円安です。アメリカやヨーロッパ方面への旅はどうしても高くついてしまいます。旅のコストを安くするには「物価の安い国」に行くのが1番。例えばアジア圏は比較的物価が安く、旅費が抑えられます。ただしアジア圏でも大都会 (バンコクやクアラルンプール、シンガポールなど) は近年、日本並みの物価になりつつあるので、第二第三の都市や田舎がおすすめ。タイで言うとチェンマイやクラビなど。マレーシアならマラッカやランカウイなど。
ヨーロッパ方面であれば、西欧より東欧が物価が安いです。逆に物価が高いのが北欧。
アメリカ方面であれば北米より南米がおすすめ。
ツアーではなく「個人手配旅行」にする
個人手配旅行とは、航空券やホテルを個別に個人で予約する方法です。こうすることで旅行代理店の利益が含まれたツアーよりも節約することが出来ます。
昨今は航空券もホテルも移動もネットで簡単に手配することができるので、旅行代理店のツアーにに頼らずとも海外旅行ができる時代です。一昔前に比べると海外旅行者の半数以上*は個人手配旅行にシフトしています。
*JTB総研の2018集計データより(コロナ前)
航空券はなるべく早く購入する
旅費の中でも過半数をしめる航空券。できれば半年〜3カ月前くらいには購入すると安いチケットを手に入れやすいです。特にピークシーズン(夏休みやGW、年末年始)は早ければ早いほど安く手に入れられます。
ただし安いチケットは払い戻しができないなどの制約がある場合がほとんどのため、キャンセル条件も確認して納得して購入しましょう。
なお、航空券探しは私もいつも利用している「スカイスキャナーSkyscanner」がおすすめです。
詳しくは下記記事。
航空券は「日程を前後にずらした価格」も調べる
航空券は出発日がたった1日違うだけで万単位で値段が変わることがあります。
例えば1日前の深夜便が安くないかなどチェックしてみましょう。前出のスカイスキャナーなら、出発日が価格帯によって色分けされており、安い日が分かるようになっているので便利です。
飛行機は「LCC」を積極的に利用しよう
LCCは「ローコストキャリア」の略。今ではメジャーな「格安航空会社」ですが、昔は「安いから危ないのじゃないか」なんて思う人もいました。安い理由は機内食や預け入れ荷物をオプションにしたりなど、徹底的な効率化とコスト削減によるもの。その特性を理解したうえでうまく利用すれば格安で海外へ行くことが出来ます。
また、日本に就航していない海外発着のLCCも数多く存在します。日本から主要都市まではレガシー キャリアで飛び、そこから先はLCCを利用するなど工夫すると旅を安くあげられます。
ただし乗継保証がないので、遅延しても大丈夫な余裕をもったスケジュールをプランニングしましょう。
航空券は「他の空港離発着便」もチェックする
例えば東京在住の方は「関西空港出発便」や「名古屋空港出発便」を探してみてください。国内移動費を含めても成田や羽田発よりも安いことがあります。
例えば筆者は東京在住ですが、バンコクから福岡空港経由で帰国したことがあります。福岡行きLCC航空券が2万円台で出ていたためです。福岡→東京もピーチ航空やジェットスターなどのLCCを使えば数千円〜です。
ホテル予約サイトは複数比較しよう
同じホテルの同じ日付同じ部屋クラスでも、どこで予約するかによって値段は変わります。日本国内のホテルも同じですが、いくつかの予約サイトを比較することもコストを下げるのには大事。
とはいっても海外ホテル予約サイトはそれこそたくさんあって比較も大変。一括比較サイトもたくさんあります。
筆者はだいたい利用する予約サイトを決めています。最近はAgodaかBooking.comがたいてい最安値なのでこの2つがメインです。どちらも歴史があり信用できる大手予約サイトです。
ホテル予約サイトは会員登録してから利用しよう
ホテル予約サイトは会員だけの割引価格が用意されていることがあり、会員番号でログインしてはじめてその価格を見ることができることがあります。また会員になると割引クーポンがメールで送付されることがありますので、とりあえず早めに登録だけでもしておきましょう。
割引クーポンを探してみよう
ホテルやツアー、レンタカーなど、もし予約時に「クーポンコード欄」を見つけたらちょっとまって。予約を完了する前にネットでクーポンコードを探してみ よう。親切に配布しているサイトがあることがあるし、もしくは手持ちのクレジットカードのサービスで割引コードが使えることもあるので確認してみよう。
鉄道やバス・船もできれば事前予約しよう
もし鉄道やバス・船での移動のスケジュールが決まっているのなら、それも事前に予約したほうが早割価格などで安く購入することができる場合があります。特に欧州の鉄道やフェリー、米国のアムトラックなどは事前購入すればさまざまなプロモーション価格が用意されています。
旅行保険は必要なものだけバラかけしよう
旅行保険はよくセット売りされていますが、必要なものだけバラかけしたほうが安くつきます。例えば極端な例ですが、もし自分が死んでも困る人(主に扶養する人)がいない場合、死亡保障は不要だったりします。それよりも大事なのは病気や怪我の保証です。
また、クレジットカードに旅行保険が付帯している場合もありますが、保証額が低い場合が多いので注意が必要です。特に病気や怪我の補償は多くのカードで全然足りません。死亡補償の額だけで安心しがちです。
「保険はよくわからないから」と適当にセット保険に申し込むのは無駄なコストがかかるし、カード付帯保険のみだといざという時のサポートや保証額が足りず困ることになります。
お土産はスーパーマーケットで購入しよう
旅のお土産はつい最終日に空港で購入しがち。ですが空港の価格は市内よりすごく高いです。同じ商品でも1.5倍することも。
そこでおすすめなのが市内のスーパーマーケットです。スーパーマーケットにはローカルな商品がローカルな価格で売っています。観光客向けのお土産屋より安く、現地ならではのお菓子などを購入することができます。
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